清沢満之に学ぶ―現代を真宗に生きる

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  • サイズ B6判/ページ数 308p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784434022517
  • NDC分類 188.72
  • Cコード C0014

内容説明

遙か二千五百年の昔、ギリシャのデルフォイの神殿に掲げられていた「汝自身を知れ」という呼びかけに応答して、「自己とは何ぞや。是れ人生の根本的問題なり」という問いを立て、その課題を釈尊と親鸞にぶつけて、他力信仰の実践に生き切った清沢満之。―清沢満之の門下生であった暁烏敏師のもとで満之と出遇い、満之の課題を、その生き方を自らの課題として歩んで来た著者の「清沢満之」論究の集大成。

目次

1 新しい人間の誕生
2 念仏者清沢満之―精神主義とは何か
3 精神としてのいのち―清沢満之の生命観
4 清沢満之の念仏―近代日本に発現した念仏
5 未来を開く人・清沢満之―福沢諭吉の啓蒙思想を参照しつつ
6 本願史の中の清沢満之―縁起と本願

著者等紹介

児玉暁洋[コダマギョウヨウ]
1931(昭和6)年、岐阜県に生まれる。1948年、石川県、明達寺に入門。1958年、金沢大学卒業。1960年、大谷大学修士修了。1961年から1987年まで、大谷専修学院に勤める。1985年から、真宗大谷派教学研究所所員。1990年から1995年まで、同所長。現在、満天星舎(どうだんしゃ)舎主
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