内容説明
ただひたむきに生きてきただけの名もなき一人の女。その生き様に、失われた日本人の魂の原点を見る。古き日本人の魂に心からの敬愛と愛惜を込めて謳った「母のバラード」。
目次
母、登代
登代のふるさと
家族の真ん中に父親がいた
個性豊かな4姉妹
狂った歯車
登代の手を握りしめて逝った父親
過酷な人生への序章
誇り高き一族
虐待に耐え孤独な老いと向き合った母親
長い姑の介護を一人背負って〔ほか〕
著者等紹介
河野カツ子[コウノカツコ]
愛媛県八幡浜市生まれ。現在大洲市在住。昭和37年集団就職で上京。帰郷後、保母として児童福祉施設に勤務、さまざまなハンディを背負った子供達と出会う。平成12年退職
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。