内容説明
『敬虔なる虚構』の裏に隠されたブッダの衝撃的な実像。原始仏典を、思想・歴史・経済の書として読み解くことで、縁起の理法がいまよみがえる。
目次
1 その実像―ブッダとはいかなる人物か?(ブッダが現れたのは人間がはじめて欲望にめざめた時代だった;ブッダらによる人間精神の組織化への努力が古代インドの高度成長を支えた;ブッダの『縁起』と荘子の『道』にはあい通じるところが多い;ブッダのヴァルナ批判の背景には彼や弟子たちの出生の秘密があった ほか)
2 その思想―ブッダならどう考えたか?(人生の不条理を解決するにはバラモンと縁起の二つの道がある;ブッダは、彼の『欲望段階説』においてソフトの重要性を指摘した;ブッダの『欲望論』は恐るべき『欲望実現法』でもある;ブッダは『勧善懲悪』を説かなかった ほか)
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