内容説明
「赤十字国家の提唱、世界平和を願い、手仕事の大切さ、美と真の暮らし、民芸の美しさ、民芸のこころ」などを一貫して説きつづけてきた小林多津衛の著作代表作を選定し、はじめて一冊にまとめる。
目次
1 白樺を生きる
2 民芸のこころ
3 平和への願い
4 自己を生かす教育
5 郷土の書家・比田井天来
6 補章
著者等紹介
小林多津衛[コバヤシタツエ]
1896年(明治29)生れ。16歳で小学校の代用教員。18歳の時、長野師範学校に入学。ロマン・ロランを読み、図書館で柳宗悦著『ヰリアム・ブレーク』に出会い驚嘆。「白樺教師」として迫害を受け、勤務地を幾度も変わる。1945年、岩村田小学校長、翌年北佐久教育会長。「北佐久郡志編纂会」責任者を務める。柳宗悦、バーナード・リーチ氏らを迎え講演会開催。以後、柳・リーチ・浜田庄司・片山敏彦氏らと交流を深める。佐久民芸展を毎年開催。1957年故郷に戻り、平和と民芸の大切さを訴え、地域文化の発展に尽力
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