• ポイントキャンペーン

メタスキル―心理療法の鍵を握るセラピストの姿勢

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 247p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784434012105
  • NDC分類 146.8
  • Cコード C0011

内容説明

あらゆる学派を超えて、セラピィの成否の鍵を握る何か。その実際がミンデルのケースを通して描かれる。プロセス指向心理学の創始者アーノルド・ミンデルの妻であり、友であり、生徒。教師でもあるエイミー。本書は、そのエイミーが、プロセス指向心理学の誕生の秘密を解き明かすとともに、豊富な事例により、プロセス指向心理学の実際を史上初めて公にしたもの。その魅力が、“メタスキル”の視点を通して検討されている。

目次

第1部 メタスキル(水の上の月;心理療法の土壌;メタスキルとスピリチュアルなプラクティス)
第2部 プロセス指向のメタスキル(プロセスワークのルーツ;コンパッション;リサイクリング;遊び心と距離を置くこと;魚釣り;シャーマニズム―科学;創造性;流動性と生死;幸福の城)
第3部 スピリチュアルな教師になること(メタスキルの学習;教師、芸術家、道化者)

著者等紹介

ミンデル,エイミー[ミンデル,エイミー][Mindell,Amy]
アメリカ生まれ。プロセス・ワーカー(Diploma)。ユニオン大学院Ph.D.(臨床心理学)。スイスのチューリッヒに滞在中にプロセス・ワークの創始者アーノルド・ミンデルと出会い(その後結婚)、プロセス指向心理学を学び、プロセス指向セラピストとしての仕事にたずさわる。現在は、オレゴン州のポートランドで開業しつつ、ポートランドのプロセスワークセンターで教えている。また、アーノルド・ミンデルと共に世界各地でプロセス・ワークを教え、トランスパーソナル心理学会、人間性心理学会で講義を行い、ワークショップを持つなど、幅広い活動に従事している

佐藤和子[サトウカズコ]
富山県生まれ。東京女子大学卒業。臨床心理士。1992年より、アメリカ、オレゴン州のポートランドにあるプロセス指向心理学の研究所(the Process Work Center of Portland)に学び、1999年、ディプロマを取得、ディプロメートとなる。現在、プロセスワーカーとして、ポートランドで開業している

諸富祥彦[モロトミヨシヒコ]
筑波大学、同大学院博士課程修了。現在、千葉大学助教授。教育学博士。日本トランスパーソナル学会会長。認定臨床心理士。公認フォーカシングトレーナー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

そうとめ

2
”メタスキル”の概念は、セラピストが自分の感情に対する気づきを高めると同時に、その他の実際に即した手法の持てるすべてをクライアントのために用いるよう強く求めることである。 いろいろな精神療法のワーク例が書いてあり、セラピストの観察、それに基づく気づき、そして行動への展開が分かります。 ... 「いかに努力しても 人は池に映った月を つかむことはできない」 という筆者の問いかけに対し、 「水を掬い あなたの手に月をいれなさい」 と返した禅の老師。この本の冒頭に書いてあるのですが、最後まで読み終えてから、2012/04/07

てあて・あら木

1
やっと読んだ。 セラピストと言っても、ボディワーク系ではなく心理療法・精神療法のセラピストの話。 ではありますが、セラピストと呼ばれている者に共通する、普遍的なものを感じました。 内容的に分かりにくい(僕の理解が低い)部分が多くありますが、伝わるものは大いにありました。 面白い本です。2015/10/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/331121
  • ご注意事項

最近チェックした商品