内容説明
とんがり山の山おくにすむ子だぬき五つ子ちゃん。父さんがつくってくれた大きなたこを野はらであげているうちに、あらら、子だぬきたちもいっしょに天まであがっちゃったよ。「たこが、たぬきをつれてきたぞ」と、天のかみさまもびっくり。
著者等紹介
あまんきみこ[アマンキミコ]
1931年旧満州に生まれる。『車のいろは空のいろ』(ポプラ社)で日本児童文学者協会新人賞、『ひつじぐものむこうに』(文研出版)で産経児童出版文化賞、『ちいちゃんのかげおくり』(あかね書房)で小学館文学賞、『おっこちゃんとタンタンうさぎ』(福音館書店)で野間児童文芸賞を受賞
荒井良二[アライリョウジ]
1956年山形県に生まれる。『なぞなぞのたび』(フレーベル館)でボローニア国際児童図書展賞、『森の絵本』(講談社)で講談社出版文化賞絵本賞受賞。絵本のほかに広告、舞台美術など幅広く活躍
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感想・レビュー
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anne@灯れ松明の火
9
返却棚で。あまんさんなので、素通りできず(笑) 絵は荒井良二さんで、勢いがある。子どもにとって、お父さんが一生懸命作ってくれたものは何にも替えがたいんだなあ♪ お父さんが読んだら、嬉しくなる作品だろうなあ。2012/05/13
いろ
5
父狸が約束の凧を作ってくれたので,5匹の子狸は父狸と一緒に飛ばしに行ったけど,風にさらわれて大変!というお話。神様のいるところまで(!)飛んでいった子狸達,神様に凧と交換に…と菓子・玩具で誘惑されても負けなかったけど,我が4歳男児は交換に応じるか尋ねたところ,玩具の誘惑には負けていた^^; まだまだだな~w 空から帰って来た子狸を父狸が涙を流して抱きしめる姿にお母さん(私)ほろり。ドーナツを出しながら「皆大きくおなり。」という母狸に「皆大きくなった。」と返す父狸に また ほろり。2013/01/19
くるみ
4
今の子って凧揚げするのかな?私は結構いろいろな凧を作ってあげたことあり。父は、それをよく上がるように改良してくれましたっけ。絵本を読んでミニ凧作りイベントとかしたくなりました。親子参加歓迎って。2018/01/15
ちこた
3
父さんが作ったたこを野原であげているうちに子だぬきたちも天まであがっていっちゃったよ!!するとそこには神様がいて『そのたことこれを交換してくれんかの…?』といろんなものを出してくる…。父さんのたこはどんなおもちゃやお菓子にも変えられないよね。心あたたまる親子のお話。荒井さんの絵がとてもかわいらしくてステキ。子だぬきを抱きしめるお父さんの絵が好きです。息子はお菓子のシーンで一生懸命文字を読んでいた。文字からお菓子を想像するのが楽しいらしく、にっこにこだった。2012/02/27
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
2
読書会【テーマ 北海道子どもの本の集い事前学習会 あまんきみこ】2014/07/15
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