内容説明
本書は、ラック類の標準化状況やラックの試験法などについて、IEC規格を主体に、その背景や規格内容等についてまとめたもの。IECでのラック規格概要をエッセンス的にまとめ、電子装置構成に要求されるラック単体の性能評価や試験についての概要説明を行い、ラック設計者がラック設計時に考慮すべき項目などを列記し、設計に資することを狙った。
目次
第1章 ラック類の規格の位置づけ
第2章 電子装置の基本構成
第3章 屋内設置電子装置用ラック構造と寸法の規格化
第4章 電子装置用ラック試験法
第5章 屋外設置電子装置用ラック構造と寸法の規格化
第6章 屋外設置電子装置用ラック試験法(IEC61969‐3)
著者等紹介
杉浦伸明[スギウラノブアキ]
昭和54年、名古屋工業大学電気工学科卒。昭和56年、名古屋大学大学院工学研究科博士課程前期課程修了。同年、電信電話公社武蔵野電気通信研究所入所、以来、通信装置実装の研究実用化に従事。昭和62年よりIEC、TC48、SC48D国内委員。平成8年、工学博士。現在、愛知工科大学電子情報工学科勤務
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