内容説明
富から貧困へと、またたく間に転落した家族に再びおそった不幸。とまどいながらも他人様の御厚意も頂戴して必死に生きていく明治、大正生まれのごく普通の母子の絆をまとめたものである。
著者等紹介
一ノ瀬すず[イチノセスズ]
尋常高等小学校高等科2年卒。裁縫部修業2年。軍需裁縫手として2年勤務。働きながら書道師範免許取得。今は無き婦人新聞に投稿、廃刊になるまで投稿。横須賀海軍工廠の事務員として2年勤務。病得て2年半休養。白秋系短歌約40年、解散。四人の母、現在80歳
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