内容説明
英国は、家族をプライベート・ゾーンと認識し国家による政策的介入を好まない国家の典型である。その英国にあって家庭外保育のニーズが確実に増大している。本書は、英国のチャイルドマインダーを考察し、わが国の今後の子ども家族支援システムに多くの示唆を与えている。
目次
第1章 チャイルドマインダー研究の意図と方法
第2章 わが国の子ども家族支援システムの歴史と現状
第3章 変貌する家族システムの機能
第4章 子どもをめぐる理念の動向
第5章 チャイルドマインディング―もうひとつの子ども家族支援システム
第6章 チャイルドマインディングの歴史的展開
第7章 チャイルドマインディングのレビューと評価
第8章 わが国の子ども家族支援システムへの示唆と課題
著者等紹介
畠中宗一[ハタナカムネカズ]
1951年鹿児島市生まれ。’80年筑波大学大学院社会科学研究科社会学専攻博士課程単位取得退学。現在大阪市立大学大学院生活科学研究科家族・地域健康福祉学分野教授、学術博士。NPO法人日本チャイルドマインダー協会会長。専攻、家族社会学・臨床社会学
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