内容説明
一撃必殺の技を極めた武道空手の重鎮・盧山初雄師範が、その40年の空手修行の成果を連続写真を駆使して初めて公開した前作『日々研鑽』に次ぐ革命的な技術書。裏技の基本動作から捌き、型「征遠鎮」の分解、站椿、鍛練、心、実戦組手、等々、実際の動きで解説。空手本来の一撃必殺を念頭に、威力と冴えを追究した技の数々と原理を詳細に紹介。
目次
点(短刀捕りに見る裏技の実際;裏技の基本 ほか)
線(「消える」動き;「消える」動きをつくる ほか)
面(征遠鎮)
体(揺とは;背骨の伸縮を生かす ほか)
心(站椿(立禅)から学ぶ
空手の技と意識 ほか)
実戦極意(肘で入る―手前に引き倒す;気で外す―迎手で入る ほか)
著者等紹介
盧山初雄[ロウヤマハツオ]
1948年3月31日、埼玉県行田市に生まれる。幼い頃より武道に憧れ、高校1年の秋、池袋の大山道場に入門。1973年「第5回全日本空手道選手権大会」に優勝。1980年4月より埼玉県に支部道場開設、支部長として後進の指導にあたる。1990年より全国支部長会議副会長として極真会館の発展に寄与。大山倍達総裁の死(1994年4月26日)後、松井章圭館長を支え、首席師範、最高顧問、東アジア及び旧ソ連地区統括責任者として国内並びに海外の指導と多忙な日々を送りながら自己の修行に励んでいる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。