内容説明
本書ははじめに、なぜ著者が学問の道に入り、地域開発や都市問題に挑戦するようになったか。また研究の結果、どのような問題を発見し、解明できたか。あるいはできなかったか、についてのべている。「わが師わが友」は著者が指導を受けた恩師、先輩、友人のこと、また「岡目八目」は逆に私の仕事に対する諸家の感想やコメントを、書評ないし随想の形で発表されたものを収録している。「地域を創る」および「時事評論」は、評論、提言、旅の印象など、自由に書いている。
目次
第１部 私の研究遍歴
第２部 学園生活
第３部 わが師わが友
第４部 岡目八目
第５部 地域を創る
第６部 時事評論
第７部 書評
第８部 私の年譜
第９部 著作目録
著者等紹介
伊藤善市［イトウゼンイチ］
大正１３年山形県酒田市に生まれ余目町で育つ。２２年東京商科大学（現一橋大学）卒。山形大学助教授、東京女子大学教授、帝京大学経済学部教授を歴任。東京女子大学名誉教授。経済学博士。地方制度調査会委員、国土審議会特別委員、自治大臣新ふるさとづくり懇談会座長、地域づくり団体全国協議会会長をかねる。日本計画行政学会副会長。日本経済政策学会理事。４７年日本都市学会賞、平成９年日本地域学会功績賞を受賞。著書に「国土開発の経済学」（昭和３６年）「都市化時代の開発政策」（４４年）「東京と地方」（６３年）「地域開発と２１世紀への国づくり」（平成３年）「地域活性化の戦略」（５年）「新・現代人の経済学」（５年）「地方の魅力を考える」（８年）などがある
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