内容説明
「ちょうだい」子どもが「だろう」事故を増やす？本書は、ドライバー心理の原点を探るまた、エッセー、対談、事故実例をとおして安全マインドづくりを考える。事故実例６例つき。
目次
第１章 「ちょうだい」子どもが「だろう」事故を増やす（１万人の死者と１００万人の負傷者；青信号を信用するな交差点では事故が起きる；「追突事故は繰り返す」―私の経験則 ほか）
事故実例―事故をムダにするな、そこにはたくさんの教訓がある（なぜ被害者に気づかなかったのか（視力に問題があった事例）
雨を軽く考えてはいけない（雨天時のスピードオーバーの事例）
夜間、上り坂、低速車は追突の条件（大型トレーラへの追突事例） ほか）
第２章 交通社会の原点を見つめて（街並みとトラック；高速道路とプロドライバー；プロドライバーとの３時間 ほか）
第３章 対談 幼児のしつけが安全ドライハーを育てる（小丸成洋；結城多香子）
著者等紹介
結城多香子［ユウキタカコ］
１９３５年 京都生まれ。成蹊高校卒業、成城学園短期大学卒業。川村学園短期大学にて幼児教育専攻。交通評論家集団に所属、交通問題研究家として活動。全国交通安全母の会論説委員などを歴任、交通安全教育を中心に講演および執筆活動に従事。現在、随筆家、交通倫理研究会会長、（社）日本交通科学協議会会員、ＲＪＣ（日本自動車研究者＆ジャーナリスト会議）会員、日本交通心理学会会員。著書に『車と心Ｉ』『車と心ＩＩ』など
小丸成洋［コマルシゲヒロ］
１９５０年 広島県生まれ。日本大学生産工学部管理工学科卒業。昭和４９年福山通運入社。運行管理課長、福山北支店長を経て、平成元年に取締役就任。同３年常務取締役、同５年専務取締役、同９年代表取締役社長に就任。そのほかフクツー物流株式会社取締役、福通トラベル株式会社取締役、福通エクスプレス株式会社代表取締役を兼務。また、昭和６２年に福山東交通安全協会常任理事に就任、広島県警察本部少年補導協助員を歴任するなど、地域社会活動にも積極的に取り組む。日本交通心理学会会員。著書に『ドライバー心理の落とし穴』（共著）
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