内容説明
幼なじみのイブとクリスティーネは、小さい頃、迷い込んだ森で３つの「魔法のクルミ」を手に入れた。数年後、クリスティーネは大きな街の大金持ちの家に引き取られ、イブと離ればなれになってしまう。思い出の「クルミ」を手に旅立つクリスティーネ、黙って見送るイブ。２人の人生はその後、「クルミ」をめぐって意外な方向へと進んでいく。２人の恋のゆくえは？「魔法のクルミ」がもたらした幸運とは…。生涯１５０作以上におよぶ童話を残したといわれるアンデルセン。その中には子供だけでなく、大人の心にもやさしく語りかけてくれる物語がありました。このシリーズでは、そんなアンデルセン童話の中から、大人向けとしても評価の高い素敵な物語を紹介しています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
阿呆った（旧・ことうら）
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◾︎『大人向け』と銘打たれているように、わかりやすいハッピーエンドではありませんが、心の機微にうっすら触れるような作品でした。2015/12/15
