クラス会議で子どもが変わる―アドラー心理学でポジティブ学級づくり

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  • サイズ B6判/ページ数 275p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784434005909
  • NDC分類 374.1
  • Cコード C0011

内容説明

アドラー心理学に基づいた学級経営、お互いが育ちあう学級を作るには。子どもたちを尊敬し、信頼し、勇気づける具体的技法が満載。教師が使える「育てるカウンセリング」の決定版。

目次

第1章 ポジティブ・ディシプリンの目指すもの
第2章 ケアリングのメッセージ
第3章 効果的なクラス会議の基本要素
第4章 コミュニケーションスキルを伸ばす
第5章 人はなぜそのように行動するのか
第6章 効果的な問題解決スキル
第7章 罰の代わりに解決に焦点を
第8章 クラス会議を開く
第9章 クラス会議のスキルを広げる
第10章 クラス会議についてのQ&A
第11章 ポジティブ・ディシプリンの学級経営ツール
第12章 教師による教師のための問題解決ステップと勇気づけ会議
付録 論理的結末がふさわしい場合

著者等紹介

グレン,H.ステファン[Glenn,H.Stephen]
著名な家族療法家。「有能な若者を育てるために」などのタイトルで講演活動を展開中。過去に国立薬物乱用センターのディレクターを務め、レーガン時代にはホワイトハウスへの出入りもあった

ネルセン,ジェーン[Nelsen,Jane]
Positive Disciplineシリーズの著者。それに基づいた講演や、親や教師向けのワークショップなども幅広く手がけている。1998年、日本アドラー心理学会の招きで来日

ロット,リン[Lott,Lynn]
結婚家族セラピスト。Positive Disciplineシリーズの何冊かをネルセンと共著。近著に、『Do―It―Yourself Therapy』

会沢信彦[アイザワノブヒコ]
1965(昭和40)年、茨城県生まれ。筑波大学第一学群人文学類卒業、同大学院修士課程修了、立正大学大学院博士課程満期退学。帝京大学福祉・保育専門学校講師、帝京大学非常勤講師、二松学舎大学学生相談室非常勤カウンセラーを経て、現在、函館大学専任講師(心理学、教育心理学ほか担当)。函館市教育委員会スクールカウンセラー。函館短期大学、北海道教育大学函館校、函館市医師会附属看護高等専修学校各非常勤講師。南北海道教育臨床研究会事務局長。著書に、『教師のための児童・生徒理解』(編著、八千代出版)など
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mori

2
クラス会議の元になっている書。ケアリングの大切さ。雰囲気をつくる。そして、子どもを尊敬し、問うこと。 クラス会議は、ポジティブディシプリンの一つのピース。学級経営にポジティブディシプリンを貫くといいのだろう。2017/07/16

jotadanobu

2
クラス会議を続けてきてみて、本当は原典から当たるべきだったのかもしれないが読んでいると肚に落ちてくるものがたくさんあった。効果として書かれていることが、実感をもってわかるからだ。一方で任せっぱなし、行き当たりばったりもたくさん思い当たり、反省するところもあった。この点に関してまとめ、新学期からさらにパワーアップしたい。2016/12/31

2h35min

1
読み応えあり。基礎知識がないと難しいかも。「クラス会議」の原点がここにある。

読書家ぴろきち

1
やっと読めた!翻訳書のため、日本語が読みにくいところもあったが、クラス会議の具体的手法や、考え方が事細かに書かれている。尊敬の念をもって子どもに接するというのが第一歩。そこから問題解決を目指す。結論ではなく、問題解決のプロセスに重きを置いていることがよく伝わった。問いかけるというのを意識して取り組んでみたい。2020/04/19

横車押蔵

0
読書メモがある。2日間かけた大作である。・・・?2013/04/07

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