内容説明
「総合的な学習の時間」へのもう一つのアプローチ、子どもたちに社会参加とコミュニケーションスキルを。教師と子どもたちとの「学び合う」関係づくり。
目次
第1部 総合学習にとりくもう―不安と揺れを乗り越えて
第2部 未来をひらく総合学習―世界を読みとり歴史をつづる(学年でのとりくみ・小学6年―アジアのなかの日本を学ぶ 国際理解教育にとりくんで(環境・国際理解)
クラスのとりくみ・小学4年―地域の担い手を育てる 現代の開発・ゴルフ場開発問題をとりあげて(地域・環境・開発) ほか)
第3部 私たちの考える総合学習―地球時代の主体形成をめざして(教師と子どもたちとの関係について;学習形態・方法について ほか)
第4部 総合学習が問いかけるもの―カリキュラム論の視点から(総合学習の創造と教科教育の再構築;総合学習から教育課程を考える―各教科学習との関係を軸に ほか)
著者等紹介
西本勝美[ニシモトカツミ]
都留文科大学文学部助教授、日本教育学会、日本生活指導学会、教育科学研究会、全国進路指導研究会、社会教育推進全国協議会。主要著書・論文に『高校教育改革・学校づくりの争点』(共著)労働旬報社、『子どもの癒しと学校』(共著)柏書房、『学習の転換』(共著)国土社
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