出版社内容情報
現在、具体的な理由の記載が求められている「会計監査人の異動に係る適時開示」について、2019年1月から2022年6月までに開示された700件を超える全てを徹底分析。
データ全体の俯瞰的な分析はもちろん、個々の記載についてもその特徴や、従来に比べどの程度具体的な記載がなされるようになったか等、多角的に分析。
また分析対象となっている監査人異動に係る開示の全てを一覧化し巻末資料として掲載しており、貴重な資料としての側面もある一冊。
内容説明
その「監査法人の交代理由」は本当か?2019年1月22日以降の監査法人の交代に関する適時開示を徹底分析!交代理由の真偽とともに、記載内容から見えてくる日本企業の開示姿勢を検証。分析対象としたすべての監査法人の交代をまとめた一覧表を巻末資料として掲載。
目次
序章 本書の目的
第1部 交代理由の傾向(交代理由の変化;交代理由の傾向;記載内容の傾向)
第2部 交代理由の記載(監査報酬;継続監査期間;監査法人からの申し出;グループ間統一;公認会計士・監査審査会による勧告等;監査法人の合併;ローテーション制度等;合意解除・見解の相違;監査体制の不備・担当会計士の脱退・監査人の法人化;環境変化への対応;その他の交代理由;監査法人の見解と異なる交代理由;東京プロマーケット上場企業における交代理由)
終章 日本企業の開示姿勢
著者等紹介
鈴木広樹[スズキヒロキ]
公認会計士。事業創造大学院大学教授。早稲田大学政治経済学部卒業。証券会社で企業審査に従事した後、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。