目次
第1部 租税法律主義と税法の解釈適用の限界(租税法律主義(憲法84条)
税法における自由と平等―ドイツ税法学における実質的法治国家論の展開
自由主義的租税観と民主主義的租税観―私の租税教育論
税法における命令委任と租税法律主義の潜脱
ふるさと納税制度に係る委任命令の地方税法違反 ほか)
第2部 租税実体法と租税手続法(市場所得税と所得概念の憲法的構成―パウル・キルヒホフの所説を中心に;税制における担税力の意義;法人税法における評価損益と四層の包括的所得概念;「同時二重課税」と「異時二重課税」との「僅差」を読む;違法支出論における債務確定主義の意義と機能 ほか)
著者等紹介
谷口勢津夫[タニグチセツオ]
大阪大学大学院高等司法研究科教授。1956年7月7日高知県生まれ。1986年3月京都大学大学院法学研究科博士後期課程単位修得退学。甲南大学法学部教授を経て、2004年4月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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