内容説明
日々めまぐるしく進化する取引環境に滞納処分・差押えはどう対処していくのか。シェアリングエコノミー、キャッシュレス・仮想通貨等による資金決済方法の多様化や債権譲渡・流動化によるファクタリング等々、徴税手法の複雑化と運用解釈にメスを入れる待望の新刊書出来!!そして、滞納処分・差押えにあなたが巻き込まれたらどうするか!?
目次
1 滞納処分のための質問検査権
2 債権差押えの基本的事項
3 債権譲渡(ファクタリング取引)と滞納処分
4 支払手段の多様化(キャッシュレス/仮想通貨等)と滞納処分
5 ビジネス形態(シェアリングビジネス)の多様化と滞納処分
6 差印計算(相殺・交互計算・ネッティング)による債権回収と滞納処分
7 任意売却の申し出と差押解除
8 公売…買った人が留意すべきこと
9 M&A(事業再生)と滞納リスク
10 不動産投資ファンドの破綻と徴収方途
11 徴収共助条約(海外資産からの税の徴収)
著者等紹介
三木信博[ミキノブヒロ]
国税庁徴収課、東京国税局徴収課課長補佐、税務大学校専門教育部教授、国税不服審判所審判官、東京国税局特別整理総括第二課長、大和税務署長、東京国税局徴収課長、東京国税局徴収部次長、渋谷税務署長等を経て、令和元年7月退官。同年8月税理士登録。現在、自治大学校税務専門課程講師、日本経営協会行政管理講座講師を努める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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