内容説明
本書は、不動産鑑定評価書を読む人の言葉で解説したものである。全訂版では、最近の鑑定評価の変化に応じた改訂を加えるとともに、近時、特に注目をあびている収益還元法について、その考え方の基礎から理解してもらうよう、身近な例をあげ、日常的な言葉で解説した。
目次
住宅地(更地)の鑑定評価書の読み方―鑑定評価の依頼から評価書の発行まで
特殊な鑑定評価―価格の種類と鑑定評価の条件
取引事例比較法―どのように評価するのか
地域・土地の種別
造成団地の評価―原価法の適用
建売住宅・中古住宅の評価―「自用の建物及びその敷地」の評価(その1)
自社ビルの評価―「自用の建物及びその敷地」の評価(その2)
商業地の評価―土地残余法について
賃貸ビルの評価―「貸家及びその敷地」の評価
マンションの評価―区分所有建物の専有部分〔ほか〕
著者等紹介
鵜野和夫[ウノカズオ]
昭和5年東京に生まれる。昭和30年一橋大学社会学部卒業。昭和36年フジタ工業株式会社(現・株式会社フジタ)入社。経理、原価管理、PC工場経営、住宅販売、都市開発等の業務を担当し、昭和58年3月同社退職。不動産鑑定士・税理士事務所を開設。東京税理士会・税務会計学会常任委員。(社)日本不動産鑑定協会調査研究委員会小委員長・同東京会幹事・実務相談室委員長・研修委員会委員・国土庁土地鑑定委員会鑑定評価員・新潟大学法学部講師・国士舘大学市民フォーラム講師などを歴任。不動産鑑定士・税理士
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