内容説明
1968年にヴァンナーがオーストリアの大学で初めて解析学の講義をしたとき、ハイラーはその講義を受講する1年生でした。以来ヴァンナーはハイラーとともに、解析学の講義法を模索し、いくつもの大学で講義を実践しながら、スイスで教科書を作り、毎年改訂・修正を繰り返してきました。本書は、西欧数学の伝統の中で著者二人が30年もの間、心をこめて丹念に工夫を重ねてきた、数学の豊かさを伝える教科書です。
目次
第3章 古典解析の基礎(無限数列と実数;無限級数;実関数と連続性;一様収束と一様連続 ほか)
第4章 多変数の微積分(n次元空間の位相;連続関数;多変数の微分可能な関数;高階の導関数とテイラー級数 ほか)
著者等紹介
蟹江幸博[カニエユキヒロ]
’76年3月、京都大学大学院理学研究科博士課程修了。三重大学教育学部教授。理学博士。専門:トポロジー、表現論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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