シュプリンガー数学クラブ
バナッハとポーランド数学

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  • サイズ B6判/ページ数 209,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784431711865
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C3041

内容説明

ポーランドが念願の独立を果たした1918年、まもなくこの国で大きく花開くことになる学問にとって、太陽のような存在となる若者が処女論文を発表した。数学者ステファン・バナッハ(1892年‐1945年)、26歳である。本書は、バナッハ空間、バナッハ‐タルスキの逆理、バナッハ環など、現代数学の基礎概念にその名を残すポーランドの数学者バナッハについて、広く一般読者を対象に書かれた初めての伝記である。ポーランドの数学が独自の国際的な地位を確立するために、雑誌『ストゥディア・マテマティカ』を創刊するに至った経緯や、古都ルヴフで数学者たちが集い合って自由に数学を議論した伝説的カフェのエピソード、そしてナチス占領下のポーランドでバナッハが迎えた悲劇的な晩年、その死まで、この祖国の英雄の生涯を描かんと志したジャーナリスト、R.カウージャの視点により、丹念に活写されている。

目次

第1章 出生および少年期
第2章 シュタインハウスの大発見
第3章 ルヴフでの数学研究(1919~1929)
第4章 『ストゥディア・マテマティカ』と『線形作用素論』
第5章 スコティッシュ・カフェ
第6章 バナッハの日常生活
第7章 晩年
第8章 友人と継承者たちの見たバナッハの思い出
付録 バナッハの時代の数学

著者等紹介

カウージャ,ローマン[カウージャ,ローマン][Kaluza,Roman]
ジャーナリスト

志賀浩二[シガコウジ]
1930年生まれ。新潟県出身。1955年東京大学大学院数物系修士課程を修了。その後東京工業大学理学部数学科の助手となり、助教授、教授を経て、桐蔭横浜大学教授、桐蔭生涯学習センター長などを務める。東京工業大学名誉教授。2005年日本数学会出版賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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