内容説明
国際化は貧困削減の原動力となりうるか?国際化による貧困者のための機会増加と、国際化のリスク緩和のための指針を提示。
目次
総説(グローバリゼーションは貧困を削減するが、どこでも、というわけではない;統合に向けての国際的な制度整備 ほか)
1 グローバリゼーションの新たな波とその経済効果(これまでのグローバリゼーションの波とその反転;グローバリゼーションの新たな波)
2 統合に向けての国際的な制度整備(貿易政策;発展途上国向けの資本フローに関する政策 ほか)
3 国内制度および政策の強化(開放経済は競争と企業倒産を発生させる;投資環境は開放の利益に影響を及ぼす ほか)
4 力関係、文化、環境(グローバリゼーションと力関係;グローバリゼーションと文化 ほか)
5 何をなすべきか(行動課題)(懸念とその根拠;世界経済の一体化をめざして:行動課題)
著者等紹介
新井敬夫[アライタカオ]
1959年栃木県生まれ。京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。国際連合地域開発センター・ナショナルエキスパートなどを経て、現在は亜細亜大学国際関係学部助教授。専門、開発経済学
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