内容説明
格付会社の問題を、広い意味での経済の範囲内で検討するのが本書の目的である。したがって格付け業務の細かい点や特殊な面について、細部にわたって徹底した検討を行うものではない。格付け業界の各プレーヤーを明らかにし、その仕事の仕方、ダイナミックさ、動機づけ、それに利益相反を検討するのがねらいである。
目次
１ 格付けの世界
２ 格付会社
３ 格付け手法と特徴
４ 格付会社は経済界でどのように見られているか
５ だれが監視人を監視するのか
６ 今後の展望
７ 最近の格付け業界の動向を巡って
著者等紹介
ファイト，Ａ．［ファイト，Ａ．］［Ｆｉｇｈｔ，Ａｎｄｒｅｗ］
Ａｎｄｒｅｗ Ｆｉｇｈｔ Ｃｏｎｓｕｌｔｉｎｇを主催するかたわら、フランス銀行員研修協会のシニア・コンサルタントを務めている。金融および銀行業務に関する９冊の著作があり、銀行、中央銀行、およびコンサルタント会社に勤め、金融アナリスト、コンサルタント、および国際金融業務についての著作など１５年の経験がある。この中には、ＩＢＣＡでの格付け業務の経験が含まれる
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