アメリカ人のみた日本の検察制度―日米の比較考察

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  • サイズ A5判/ページ数 424p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784431710110
  • NDC分類 327.13
  • Cコード C3032

内容説明

アメリカ人研究者の目に、日本の検察制度はどのように映ったか。その長所は?その短所は?裁判員制度の導入を前に今一度日本の刑事司法制度を振り返ってみよう。アメリカ刑事学会国際刑事部門2002年最優良図書賞受賞。

目次

第1部 日本の司法事情(検察官の楽園;検察官と刑事司法社会;検察官の文化;検察組織)
第2部 日本の司法の内容(一貫性;矯正;有罪判決;自白)
追録 検察官の姿勢と活動内容に関する調査

著者等紹介

ジョンソン,デイビッド・T.[ジョンソン,デイビッドT.][Johnson,David T.]
カリフォルニア大学バークレー校で法学を修めた後、フルブライト奨学金を得て1992年から1995年まで日本滞在。その後、バークレーに戻り、1996年法学博士号取得。さらにハーバード大学を経て、現在、ハワイ大学マノア校準教授。『アメリカ人のみた日本の検察制度―日米の比較考察』で、アメリカ刑事学会国際刑事部門2002年最優良図書賞受賞

大久保光也[オオクボミツヤ]
1959年一橋大学法学部卒業。旧日本長期信用銀行入行、同行常務取締役、常任監査役を歴任後、ミネベア(株)取締役副社長に就任、1999年退任。現在、東京簡易裁判所司法委員
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感想・レビュー

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サトシ@朝練ファイト

37
ある意味学問書と言っていいくらいの濃さ。日本の司法制度の問題をキチッと挙げたところに好感を持てた。ただ、「なぜ」がない。表層を比較するだけでは特に感慨深いものは生まれない。さらに自国の分析も無い。でもやっぱり日本の方が公正なんだろうな。2014/08/23

Megumi

1
30年近く前に書かれた本だけど、なるほどなと思わされるところがたくさんある。アメリカと日本の制度を冷静に比較している。2024/02/26

抹茶ケーキ

1
日本の法制度研究者の本。とくに検察制度に焦点を当てて、日米で比較。犯罪の少なさ、処理件数の少なさ、大衆からの隔絶、非選挙制、手続き上の自由などの点から、日本は検察の楽園らしい。せっかくアンケートとったのにあんまり活用してないのが気になった。2016/06/17

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