スイスボール―理論と実技、基礎から応用まで

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  • サイズ B5判/ページ数 431p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784431709831
  • NDC分類 492.5
  • Cコード C3047

内容説明

本書はスイスボール(Klein‐Vogelbachの運動学に基づいたボールセラピー)とその幅広い臨床的適用に焦点をあてて書かれた基礎的な教科書である。著者は婦人科医学を含む理学療法のあらゆる分野で、患者治療においてスイスボールがなぜ役に立つかの理由を示し、さらに、外来診療や急性期あるいは集中治療においてボールをどのように用いるかについても説明している。スイスボールは、筋力、可動性、バランス、協調性の障害をふるいわけ検査するために、また徒手療法にも用いられる。患者の体重をうまく扱う、患者の自動運動を助ける、バランスを評価し治療する、感覚運動系を刺激する、などの目的でどのようにスイスボールを使ったらよいかが、セラピストに示されている。治療を受けている患者の写真が数多く掲載されているため、読者はスイスボールを実際にどのように使ったらよいか、視覚的に理解できるだろう。

目次

スイスボールの歴史
神経解剖学、神経生理学および生理学的根拠
運動学習
練習上考慮すべきこと
観察の要点
運動に用いる専門用語と筋活動
運動計画の作成、ふるいわけ検査、評価と治療
補助具
運動の種類
集中治療と急性期治療
整形外科学とスポーツ医学
内科や外科の外来患者の治療
神経病の外来患者の治療
尿失禁
予防に用いる

著者等紹介

カリエール,B.[カリエール,B.][Carri`ere,Beate]
ドイツのフライブルグ大学理学療法学科を卒業後、1972年以来、米国で免許を取得している。また、機能的運動力学(Klein‐Vogelbachの概念)の有資格指導者でもあり、ロスアンジェルスのカイザー・パーマネント病院で臨床に従事するかたわら、講義や指導を国際的に行い、多くの論文も発表している

冨田昌夫[トミタマサオ]
神奈川リハビリテーション病院理学療法科。1968年茨城大学工学部電子工学科卒業。1975年国立療養所東京病院附属リハビリテーション学院理学療法科卒業。神奈川リハビリテーション病院勤務。1981年スイスバレンツ病院勤務。1986年神奈川リハビリテーション病院勤務。2003年3月末にて神奈川リハビリテーション病院退職。4月より藤田保健衛生大学衛生学部看護学科教授(リハビリテーション医学・理学療法学担当)。2004年4月より同リハビリテーション学科教授(予定)(理学療法治療学担当)

額谷一夫[ヌカヤカズオ]
国立療養所村山病院リハビリテーション科。1974年東京外国語大学外国語学部インド・パーキスターン語学科卒業。1986年国立療養所東京病院附属リハビリテーション学院理学療法科卒業。七沢リハビリテーション病院勤務。1993年国立療養所東京病院附属リハビリテーション学院勤務。2001年国立療養所村山病院リハビリテーション科勤務。現在に至る
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