内容説明
本書は有名なリベスト、シャミア、エイドルマン(RSA)の暗号系を最終の目的地とする旅へと読者諸氏を案内するものである。アルゴリズムも平易な言葉で書き、数学の説明には日常的な具体例を多用し、歴史的な記述を交じえた。わかりやすいことを第1にした数論と暗号の入門書である。
目次
基本アルゴリズム
一意素因数分解
素数
法演算
帰納法とフェルマー
擬素数
連立合同式
群
メルセンヌとフェルマー
素数判定と原始根
RSA暗合系
著者等紹介
林彬[ハヤシアキラ]
1964年金沢大学工学部電気工学科卒業。1973年ミネソタ大学大学院修士課程修了。1976年ハワイ大学大学院博士課程修了,Ph.D。東芝(1964~70)を経て、金沢工業大学。現在、電気系教授。専攻は暗号理論、情報セキュリティ、情報理論
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