出版社内容情報
《内容》 神経細胞と神経細胞の接点であり、それらのあいだの情報伝達の場であるシナプスに焦点を当て、そこでなにが起こっているのかをわかりやすく解説するテキスト。脳・神経系の研究がますます発展するなか、ニューロサイエンスに興味をもつ学生の入門書として、また、異なる分野から脳科学研究にアプローチしている研究者の参考書として最適。<おもな内容> 神経伝達の原理/イオンと膜電位/輸送体、ポンプおよびチャネル/神経細胞内での信号伝達/感覚受容体/エキソサイトーシスの機構/神経伝達物質としてのアミノ酸/アセチルコリン/モノアミンとプリン/神経ペプチド/神経発生と可塑性の分子機構
内容説明
神経細胞と神経細胞の接点であり、それらのあいだの情報伝達の場であるシナプスに焦点を当て、そこでなにが起こっているのかをわかりやすく解説するテキスト。輸送体、ポンプ、チャネルなど神経細胞膜ではたらくタンパク質の構造、神経終末でのエキソサイトーシスの機構、さまざまな神経伝達物質とその受容体の機能、さらに神経の発生と可塑性まで、シナプスにおける神経情報伝達の分子機構を紹介する。脳・神経系の研究がますます発展するなか、ニューロサイエンスに興味をもつ学生の入門書として、また、さまざまな手法で脳科学にアプローチしている第一線の研究者の参考書として最適。
目次
第1部 概観(序論―神経伝達の原理;シナプス伝達研究のための調製試科;イオンと膜電位)
第2部 タンパク質(神経細胞膜―輸送体、ポンプおよびチャネル;神経細胞内での信号伝達;感覚受容体 ほか)
第3部 伝達物質とシナプス(神経伝達物質としてのアミノ酸;アセチルコリン;神経伝達物質モノアミンとプリン ほか)