内容説明
本書は、ザリスキー一家と親交のあった著者が、ザリスキーへの豊富なインタビューをもとに、彼の生涯を再構成したものである。「幾何学こそ真の人生(Geometry is the real life)」と言ったザリスキーの、その偉大な思想や業績を生み出すことを可能にした背景に迫るドキュメンタリー。
目次
かの最愛なる老婦人
数字のごとく鳥は舞う
偉大なる3人の数学者
プーシュキンとダンテを読む
オスカー、君は我々の一員ではない
レフシェッツと歩いて
発見の旅
幾何学に光を投じた代数学
数学の世界の人々
ある特異点解消〔ほか〕