出版社内容情報
《内容》 抗悪性腫瘍薬は,全般的な見通しをつけることが困難な上,臨床相研究の段取りや評価方法も独特である.本書は,これらの諸問題解決の糸口となる参考書としておすすめする.さらに日本語版だけの特典として,「臨床試験のすべて―― 癌患者への説明」と題された付録が追加され,いわば,癌患者が治療法を自ら理解し,臨床試験に参加するためのマニュアルと呼べる内容となっている.
目次
1 細胞毒性薬療法の原理
2 生物学的反応修飾薬
3 内分泌療法の原理
4 化学療法の臨床的役割
付録 臨床試験のすべて―癌患者への説明