内容説明
最新の『数』の概念の拡張を試み未来への展望を拓く。下巻では、上巻の基礎知識の枠を超え、超複素数へと発展する。例外的代数と現代のトポロジー・解析学との深い関係を詳しい証明とともに紹介。さらに超準解析、Conwayの着想、現代の公理的集合論への理解を深める。
目次
第2部 実可除代数(多元環の理論の基本概念;Hamiltonの4元数;Frobenius,HopfおよびGelfand‐Mazurの同型定理;Cayley数または交代的可除代数;合成代数、Hurwitzの定理、ベクトル積‐代数;可除代数とトポロジー)
第3部 展望(超準解析;数とゲーム;集合論と数学)