内容説明
本書は線形代数の入門書よりも一歩進んだ知識を体系的に整理し、中核的主題『固有値問題』に的を絞った応用志向のテキストである。理論的事項から最新の数値計算技法までが、広角度の応用をねらいとして、平易に具体的に解説されている。練習問題:良問だけを120題に精選(解答付き)。独習にも最適。
目次
第1章 線形代数の補足
第2章 スペクトル理論の基礎
第3章 なぜ固有値を計算するのか
第4章 誤差解析
第5章 固有値の計算法の基礎
第6章 大規模行列のための数値的方法
第7章 Chebyshevの反復法