出版社内容情報
《内容》 頭痛は，専門医あるいは一般開業医のいずれの場合でも，患者の主訴の最も多い症状のひとつである．著者は症候自体に対する臨床的アプロ-チを強調，そのデ-タベ-スからいかにして処置・検査および治療の計画を引き出すかを示している．神経内科医，一般臨床医の他，頭痛患者の診療に携わる医師の実践の書．
内容説明
本書は、一般神経内科クリニックや広い地域からの患者を診療する片頭痛専門クリニックでの個人的な経験に基づいて、頭痛患者の診断と設置について解説したものである。初診時の病歴聴取や診察による頭痛の診断については詳しく論じ、痛みの発生原因に関する診断上の手がかりのない患者についてはさらに詳細に述べた。
目次
第１章 頭痛患者は多い
第２章 器質的障害と機能的障害
第３章 患者へのアプローチ
第４章 頭痛の原因となる器質的疾患
第５章 種々の機能的頭痛
第６章 頭痛の疫学
第７章 片頭痛およびその他の頭痛の臨床的特徴
第８章 片頭痛の増悪因子
第９章 頭痛の病態生理
第１０章 頭痛発作急性期の治療
第１１章 頭痛の予防的治療
第１２章 群発頭痛
第１３章 外傷後頭痛
