内容説明
複素多様体、ケーラー多様体、ケーラー計量、複素トーラス、アーベル多様体、テータ関数…フランス語でしか読めなかった原著に待望の邦訳。50年の時を超えて甦る名著。
目次
第1章 エルミート空間上の外積代数
第2章 局所ケーラー幾何
第3章 誘導された構造、商構造、ケーラー計量の構成
第4章 コンパクト・ケーラー型多様体
第5章 推移関数と因子
第6章 複素トーラス、テータ関数、アーベル多様体
付記 複素多様体上の因子の初等的性質について
著者等紹介
ヴァイユ,アンドレ[ヴァイユ,アンドレ][Weil,Andr´e]
1906年5月6日パリに生まれる。1928年パリ大学で博士号取得。1933~1940年ストラスブール大学教授。1947~1958年シカゴ大学教授。1958~1976年プリンストン高等研究所教授。1976年プリンストン高等研究所名誉教授。1979年ウルフ賞、1980年スティール賞、1994年京都賞を受賞。1998年8月6日プリンストンにて歿
佐武一郎[サタケイチロウ]
1950年、東京大学理学部数学科卒業、理学博士。カリフォルニア大学名誉教授、東北大学名誉教授
小林昭七[コバヤシショウシチ]
1953年、東京大学理学部数学科卒業、理学博士(Ph.D.)。カリフォルニア大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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