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内容説明
歌あり、恋あり、奇想天外あり。いろどり豊かによみがえる遙か古代の物語。
目次
月経ちのミヤズヒメ
天地開闢
巡り逢い
島生み
火神出産
破禁の男神
食い追う女兵
コトド渡し
三貴士誕生
スサノヲ大号泣〔ほか〕
著者等紹介
中山千夏[ナカヤマチナツ]
1948年、熊本県生まれ。天才子役として脚光を浴びた後、俳優、歌手、小説家として活躍。80年から86年まで参議院議員。絵本作品に『どんなかんじかなあ』(絵・和田誠、第11回日本絵本賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
8
あとがきを読むと、この本を作ったきっかけは、知人のおだてだと言うことですが、素晴らしい勢いで、あの難しい古事記を面白おかしく駆け抜ける力には圧倒されました。 中山千夏的解釈で描かれていて、深みという部分には物足りなさを感じますが、はなから解説を意識して書かれたのではないので、絵と話のスピード感を楽しむことにしました。 よほど古事記を熟知していないと書けない作品ですね。2016/03/10
ねこママ
2
ミヤズヒメと赤猪子が語る形式を取った絵本。素材が古事記なんだけれど、かなり簡略化したダイジェスト版なので、読む人によっては物足らなく感じることもあるかもしれない。また、古代の人は性についてもおおらかだったりするので、古事記のことを全く知らずに読むとビックリするかも。私としては、これはこれでアリかなと思うのだけれど、多分この本は子供より大人が読んだ方が入りやすい作品なのだろう。2011/12/04
さよならハードモード
1
本筋の内容は省略が多いと感じました。しかし本筋から外れてまで絵と文で性的な事が沢山載っていると感じました。全体的に違和感を覚えました。 注・ナイス機能の使い方を間違えました。恥ずかしいです。もうしません。2011/01/16
みよちゃん
0
大雑把な古事記を理解するには手頃な作りだと思う。神話の表現には、色々あるがこの作者のは、馴染みやすい語り口になっていて、YAからおすすめできるように思える。2016/03/13
ゆりり
0
昔の、というか神様たちというのはこんなにも『いろどり』関係にオープンなのか?それとも中山さんだからなのか?とってもとっても、それはそれはよく交わいよく産むなーという印象だけが色濃く残った本でした。古事記についてはもちっと他の本も読まないとな。2013/09/13