棄景/origin

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 22X31cm
  • 商品コード 9784426766061
  • NDC分類 748
  • Cコード C0072

内容説明

1977年から94年にかけて、主に東京とその近郊に遺る廃墟、廃線、鉄道車輛や自動車の廃車をめぐって撮影した「棄景/廃墟への旅」「棄景2」、1976年から96年にかけて、失われてしまった古の東京の面影を全国各地に求めた「東京/棄景3」所収の作品に未発表作を加え、原書を凌ぐ画質でニュープリント。廃墟美の創世記を観る者の心に焼き付け、深々と刻み込んだ衝撃の光と闇は今また混迷の時代に苦悩する魂の儚さを、遙かな記憶の彼岸から照らし出す。

目次

夢の超特急―新幹線電車0系22形37号車(1989)
国鉄国府津機関区旧扇形庫(1980)
中央本線旧天神山隧道(1985)
信越本線旧碓氷第三橋梁(1987)
国鉄旧丸山変電所(1987)
東海道本線旧赤沢隧道(1980)
花輪鉱業所跡(1991)
旧鉱山試験所(1981)
松尾鉱業旧職員宿舎(1990)
常磐炭坑中郷鉱山専用線跡(1987)〔ほか〕

著者等紹介

丸田祥三[マルタショウゾウ]
写真家。1964年東京都新宿区生まれ。71年和光小学校入学。87年和光大学卒業。東映株式会社テレビ事業部勤務の後独立。94年写真集『棄景―廃墟への旅』で日本写真協会新人賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒダン

13
廃線、廃墟の写真集。最近読んだ『野蛮な読書』で紹介されていて、廃墟や隧道など三崎亜記っぽいなと思って見てみました。全て白黒写真で廃れゆく様がより強調されている。最後にそれぞれの写真の解説がついている。再訪したら無くなっていたというスポットが多かった。印象に残ったのは「20 歩兵第五十七連隊兵営跡」と「47 東名高速自動車国道山北歩道橋跡」。空き地に残された13段の階段と今は無き山を越えるために架けられた橋梁を外された橋。このいびつさにページをめくる手が止まりました。総じて三崎亜記っぽくて満足しました。2015/07/18

ホレイシア

2
恩田陸氏の作品の表紙が気に入って探すが手に入らず、図書館で借りました。まだ入手に至らず。2008/01/04

mnmn

1
白黒の強いコントラストが強烈。写真に写っている廃墟は今はもうないかもしれない。でもその危うげで退廃的なところが美しい2009/05/15

コウ

1
★★★★☆2008/06/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/529850
  • ご注意事項

最近チェックした商品