出版社内容情報
わかりにくい漢方の世界を図とイラストでわかりやすく解説!
Step1:漢方薬チャートを2~3回たどってぴったりの漢方薬をみつけたら
Step2:その薬の解説を読んでなるほど!
と、とても使いやすい構成です。
巻末に水彩画が美しい生薬図鑑も収載。
病院ではなかなか診断がつかない、でも現にある「不調」。
これらを穏やかに快方に導く可能性から、今日ますます注目を集めている東洋医学(漢方)。しかし、漢方薬は複雑で、どう選べばいいのかわかりにくい一面も…。
そこで本書は、
頭痛・発熱がある → 汗をかいていない → 葛根湯
というように、症状の種類や症状の有無などを2~3回たどることで、適した漢方薬にたどりつくチャートを軸に、漢方の知りたいところをわかりやすくまとめました。
チャートでたどりついた漢方薬については、1つの薬に1ページ割いて
・どういった体質の人に適しているか
・注意の必要な生薬は入っているか
・服薬上の注意点
・含まれている生薬
などを簡潔に解説しています。
巻頭では、漢方の基本的な考え方について、イラストを交えてわかりやすく解説しています。また、本書後半では瑞々しい水彩の植物イラストで生薬のもとになっている植物などを紹介しています。
【目次】
第1章:漢方薬の基礎知識
①西洋医学と東洋医学の違い
②3つのめぐり 気・血・水
③気・血・水の不調
④五臓六腑の考え方
⑤五臓のはたらきと不調の症状
⑥体調を崩す環境的要因
⑦症状別解説(感冒、頭痛、関節痛・筋肉痛、咳、のどの不調、鼻の不調、胃腸の不調、循環の不調、生理痛、生理不順、閉経のメカニズム、気分の不調、不眠、肥満、痔、排尿トラブル、皮膚トラブル、滋養強壮)
第2章:症状別 漢方薬がみつかるチャート
※感冒(かぜ)の引き始め、引き終わり、頭痛、関節痛・筋肉痛、咳、のどの不調、鼻の不調、胃痛・下痢、便秘、循環の不調、女性特有の不調、気分の不調、不眠、痔、排尿トラブル、肌荒れ、にきび・じんましん、外傷、滋養強壮と、全20種類の漢方チャートを掲載
第3章:おもな漢方処方薬
※桂枝湯~補中益気湯まで、よく使われる漢方薬77種を各1ページずつ詳しく解説
第4章:おもな生薬とその薬効
※赤目柏~鹿茸まで、生薬の基原動植物59種を各1ページずつ詳しく