内容説明
「８０対２０の法則」または「パレトの法則」といわれる法則があります。これは、「重要な上位２０％のものをおさえれば全体の８０％をカバーできる」というものです。本書の編集は、まさにこの法則を念頭に置いています。長年にわたる会社の法務担当者および社内弁護士としての経験に照らし、業務上作成頻度の高い書式を精選し集約することによって、本書１冊で会社法務の大半を能率的にこなせることを目的としたものです。また、契約書、内容証明、議事録から社内諸規程にいたるまで、会社の業務分野別に関連する書式を集約し、実務に則した有機的な編集を試みました。掲載した書式の内容も、現に企業で使用されているアップ・ツー・デートなものを選びました。さらに〔ポイント〕解説欄では、各書式の作成上の注意事項や実務上参考となる事項を簡潔に解説してあります。
目次
序章 会社書式作成の基礎知識
第１章 営業・商取引
第２章 土地・建物の管理
第３章 製造・技術
第４章 売掛債権の確保
第５章 合併・営業譲渡・組織変更
第６章 人事・労務
第７章 会社諸規程と労使協定
第８章 取締役会・株主総会
巻末付録 ビジネス文書の基本文例
著者等紹介
池田正利［イケダマサトシ］
１９４７年生まれ。広島県出身。京大法学部卒。一部上場企業・法務部勤務を経て、８３年に弁護士登録。第二東京弁護士会所属。Ｊリーグ法務委員会・委員長
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