なくなればいいのに。―「罪って何?」を考える教養としての刑法学

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なくなればいいのに。―「罪って何?」を考える教養としての刑法学

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  • サイズ A5判/ページ数 208p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784426131159
  • NDC分類 326
  • Cコード C0032

出版社内容情報

1日5分、4ページ読むだけで「犯罪」に巻き込まれないための知識と考え方が身に付く!
知らないままでは済まされない「教養としての刑法学」を、今日から学べる1冊!


皆さんは「犯罪」という言葉を聞いた時、どのようなものをイメージするでしょうか?
おそらく、多くの人は、殺人・放火・強盗といったものを思い浮かべるのではないかと思います。

「今日未明、A区B町でCさん(○○歳)が殺害されたことが明らかになりました」
「速報です。先ほどD町で火事があり、建物2棟が全焼しました。警察は放火の疑いで捜査を進めています」
「昨年、SNS上で集められた若者グループが高齢者の住宅に押し入り2名を殺傷した事件ついて、裁判所は実行犯の3名に××の刑を言い渡しました」

こんなニュースは、頻繁に目にしますね。
ただ、逆に言うと、どこか他所で起きた事件のニュースぐらいでしか、「犯罪」のことについて見聞きすることはないと思います。

では、「犯罪は身近なものではないのか?」というと、実はそうではありません。
法的な視点で物事をみていくと、私達の生活の中には「犯罪になる(あるいは、なりそうな)」ケースがたくさんあります。

本書は、そういった身近なケースを題材に「罪とは何か?」を考えることを通して、教養としての刑法学を身に付けてもらうための書籍です。

なくなればいいのに、なくならない。
そんな「罪」のこと、少し立ち止まって考えてみませんか?


【目次】

内容説明

知らないうちに被害者・加害者にならないための大人の必須教養!

目次

第1編 日常編(おつりを多くもらっちゃダメ…?;誤って振り込まれた金銭を使い込むと…?;落とし物は拾っちゃダメなの…? ほか)
第2編 お仕事編(借金返済のために会社のお金に手を付けると…?;企業のトップが越えてはいけない一線とは…?;企業秘密を手土産に、同業他社に転職すると…? ほか)
第3編 刑法の世界編(犯罪が成立するには?―1 刑法が定めた「やってはいけない行為」に該当すること;「やってはいけない行為」はあらかじめ決まっている―罪刑法定主義;「やってはいけない行為」って何?―実行「行為」 ほか)

著者等紹介

穴沢大輔[アナザワダイスケ]
明治学院大学法学部消費情報環境法学科教授。消費生活アドバイザー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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