出版社内容情報
ありふれた日常の中に、誰もが持つ攻撃性が目覚める
きっかけが潜んでいます。
危険な人間社会を幸福に生き抜くためには
攻撃する人の心理を知っておくことが有用です。
学校のクラス、教師と生徒、部活の仲間、
職場の人たち、サークル活動の仲間、
ママ友、親戚の集まり、ご近所づきあいなど、
人が複数集まる場で、誰もが常に他の人と
うまくかかわっているわけではありません。
時には誰かがいじめたり攻撃したりということが
あちらこちらで起こっています。
全国の小中学校のいじめ認知件数は50万件超。
労働相談では「いじめ・嫌がらせ」に関するものが
最多という年が続いています。
いつ、どんなきっかけで
誰もが被害者になるかもしれませんし、
加害者になるかもしれないのです。
本書では、サイコパスではないごく普通の人が
サイコパスのような状態になることを
「ゆるサイコパス」という言葉を使って説明しています。
「ゆるサイコパス」には
ささいなきっかけで攻撃が出てしまうタイプと
滅多に出ないけれどもコントロールしづらいタイプがあり、
それぞれ豊富な事例とともに
心理的になぜそうなってしまうのかを分析しました。
「ゆるサイコパス」の攻撃から逃れる方法や、
自分自身が「ゆるサイコパス」にならずにすむ方法まで
しっかりとお伝えしています。
内容説明
世間を賑わせた事件から、暴力、暴言、無視、日常的ないさかいまでありふれた日常の中に誰もが持つ攻撃性が目覚めるきっかけが潜んでいます。誰かの攻撃から抜け出す方法も解説。
目次
第1章 その攻撃は「ゆるサイコパス」かもしれません
第2章 心の癖による「浅ゆるサイコパス」の攻撃
第3章 強い攻撃性を持つ「深ゆるサイコパス」が目覚める時
第4章 人間関係を破壊する「深ゆるサイコパス」
第5章 生きづらさを助長する「深ゆるサイコパス」
第6章 「ゆるサイコパス」への反撃と、「ゆるサイコパス」状態からの脱出
著者等紹介
高品孝之[タカシナタカユキ]
公認心理師、臨床心理士、一級交流分析士、教育学博士(北海道大学)。1960年、北海道生まれ。早稲田大学卒業後、高校の教員になるも、生徒の心の問題を目の当たりにし、教員の身分のまま心理学を学び、北海道大学で博士号を取得する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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