出版社内容情報
【完全図解】自分の症状と原因・治し方がよくわかる!
40歳からの外反母趾は足の「ヘバーデン 結節」かも!?
間違えたら危ない!見分け方もやさしく解説。
◆本書「はじめに」より
慢性的な痛みや体の不調に悩むすべての人たちへ…本当の原因を知ること
今、あなたが外反母趾の悩みで医療機関を訪ねたとしたら、①「一般的な外反母趾」と、②手の第一関節が太く変形する「ヘバーデン結節」が足に転移し、年々悪化する外反母趾「仮称:足へバーデン」とを区別した説明を受けることができるでしょうか。
また、これらの保存的療法(手術をしないで改善する方法)、自分で未病のうちに改善する方法について十分理解し、納得することができるでしょうか。
私は長年の経験から保存的療法を用いて、「自分で未病のうちに改善する方法」を確立しています。「一般的な外反母趾」や年々悪化する外反母趾「仮称:足へバーデン」は、常に足だけの問題に止まらず、そこから二次的に体の痛みや身心の不調、未病まで引き起こしてしまいます。この「足と健康との関係」の真実に気付いてほしいのです。
ご自身に照らし合わせてください。複数の関節が同時に痛んでいたり、身心の不調を合わせもっているのではないでしょうか?
いつも明るく健康な人と、いつも慢性痛で悩み、調子の悪い人との差は「足」にあるのです。このような差を「足」から追究しないのは空論であり、伝統医療の落ち度なのです。今まで足は足、体は体と別々に医療が行われてきたことが誤りだったのです。
痛むところ、患部だけを部分的に、ミクロ的に診るのではなく、全体的、トータル的に診ることが今求められているのです。その答えが「足裏から患部や全身を重力とのバランスで診る」ということなのです。
今、その「足裏」に外反母趾や「仮称:足へバーデン」、浮き指、扁平足が起こり、新たな主訴が発症し、それが主流になっているのです。ですから、人間の土台となる足裏から隠れている本当の原因を診断したり、治療・予防・そして「未病のうちに自分で改善」していくことが必要なのです。
内容説明
「一般的な外反母趾」や年々悪化する外反母趾「仮称:足ヘバーデン」は、常に足だけの問題に止まらず、そこから二次的に体の痛みや身心の不調、未病まで引き起こしてしまいます。この「足と健康との関係」の真実に気付いてほしいのです。
目次
第1章 時代の変化に伴い外反母趾と浮き指が激増(警告!なんと成人女性の約80%に外反母趾や浮き指あり;あなたの不調!学生時代からの続きです ほか)
第2章 足の痛みの本当の原因がわかってよかった!(第二指付け根の痛み(第二中足骨骨頭痛)
第四指付け根の痛み(モートン病) ほか)
第3章 外反母趾の治し方「保存的療法」(カサハラ式足裏バランステーピング法;痛みがひどい場合は足首からの包帯固定 ほか)
第4章 いつも健康な人といつも調子の悪い人との差(足にあった!いつも元気な人といつも調子の悪い人との差;足裏が関係!ひざ痛を起こす人と起こさない人との差 ほか)
第5章 あなたを幸せにする健康の哲学(宇宙飛行士の言葉!重力から医療や健康の原点を知る;自然界の法則!これを人間に当てはめる ほか)
著者等紹介
笠原巖[カサハライワオ]
外反母趾・浮き指・ヘバーデン結節研究家。過労性構造体医学創始者、カサハラフットケア整体院院長、柔道整復師。これまでの45年に及び初検だけで12万人以上の足をみる。外反母趾・浮き指・扁平足、「仮称:足ヘバーデン」などの不安定な足が引き起こす、ひざ痛、股関節痛、腰痛、肩こり、首こり、自律神経失調状態、うつ状態など「足と健康との関係」、「ヘバーデン結節と関節損傷との関係」を重力とのバランスで力学的に解明。その普及を目指し、全国で多くの講演やスクールを行っている。テレビ・新聞などのマスコミでも活躍中。著書は累計で185万部を突破(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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