出版社内容情報
テレビ朝日系ドラマ「Doctor-X‾外科医・大門未知子」医療監修
医師・ジャーナリスト 森田 豊先生推薦!
「音読に没頭する時間を持つことは、
心とカラダの健康につながるでしょう。」
「音読」というと、学生時代に国語や英語の授業で
教科書を読んだことを思い浮かべる人が多いかもしれません。
大人が文章を読む時には、「黙読」をすることが圧倒的に多いと思います。
しかし、「音読」には「黙読」にはないメリットがたくさんあります。
1.気持ちが落ち着きます。
気持ちを落ち着かせる作用があるセロトニン(神経伝達物質)は、
音読をすることで多く分泌されます。音読を習慣にすることで、
安定した精神状態を導くだけでなく、認知症やうつの予防にも効果が期待できるでしょう。
2.やる気が出てきます。
やる気や自制心を司る脳の前頭葉は、音読によって刺激することができます。
前頭葉は意識して動かすことが必要で、音読はその適した手段です。
フットワークが軽くなったり、ネガティブな気持ちに向き合うことが
上手になったりするでしょう。
3.ストレスが解消し、抵抗力がアップします。
カラオケが好きな人なら、歌を歌ってスッキリした経験があるでしょう。
大きな声を出すことで、ストレスホルモンが少なくなるだけでなく、
内臓の働きも活性化しますから、病気に対する抵抗力も高まる可能性があります。
歌の苦手な人でも音読なら気軽に始められます。
4.脳が活性化されます。
「黙読」では目で情報を読み取って脳にインプットしますが、
「音読」では声に出して文章を読むアウトプットが加わります。
音読は視覚と聴覚の両方を同時に用いることで、脳の活性化に効果があるのです。
5.誤嚥性肺炎の予防に役立ちます。
のどの筋肉は年齢とともに衰えていきます。
本来食道に入るべき食べ物が誤って気管に入ることで起こる誤嚥性肺炎は、
年を重ねるとともに気をつけたい病気のひとつです。
予防のためにも、音読でのどの筋肉を自然に鍛えましょう。
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内容説明
気持ちが落ち着く。やる気が出る。ストレス解消。脳の活性化。誤嚥性肺炎の予防。おなじみの名文を読めば心とカラダにいいこといっぱい!!
目次
第1章 元気が出る音読(変身(カフカ、訳:原田義人)
それから(夏目漱石)
〓東綺譚(永井荷風) ほか)
第2章 気持ちが落ち着く音読(方丈記(鴨長明)
銀の匙(中勘助)
よだかの星(宮沢賢治) ほか)
第3章 音やせりふを楽しむ音読(注文の多い料理店(宮沢賢治)
にごりえ(樋口一葉)
門(夏目漱石) ほか)
著者等紹介
山口謠司[ヤマグチヨウジ]
1963年長崎県佐世保市生まれ。大東文化大学大学院、フランス国立高等研究院大学院に学ぶ。専門は書誌学、音韻学、文献学。近著『日本語を作った男上田万年とその時代』(集英社インターナショナル)で第29回和辻哲郎賞を受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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