内容説明
認知症、がん、介護、長期入院…親の幸せ、子の思い。悔いをのこさないために。
目次
遠い父―認知症になった親(遠くで一人暮らす親;認知症の生活トラブル)
母の意志―がんになった親(心の持ち方で生存率が変わる!?;がん治療はどれくらいお金がかかるの?;“その日”のために用意しておく)
伝わった思い―穏やかに死にたい(穏やかに死ねない現実;延命治療に関する生前の意思表示)
著者等紹介
長瀬教子[ナガセキョウコ]
高齢者アートアドバイザー。アクティビティディレクター。新潟県出身。中央大学英文科卒業。結婚後漫画家デビューし、15年余り少女漫画やレディースコミックを執筆。その後、介護施設の看護職に転身。特別養護老人ホームやデイサービスで15年間老人介護の経験を積む。2012年、『大腸癌(がん)第4ステージ』を宣告され、5回の手術と抗癌剤治療を受ける。死をも意識した癌体験の後、人生をリセット。高齢者アート研究会代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たかこ
13
看取りというプロセスでは、その人の人生がどうだったのかという思いを看取る側が考えてしまう。今の日本は、穏やかに死ねない現実がある。何かあった時に救急車で搬送されれば、過酷な延命治療が待っている場合がある。「どんな形で最期を迎えたいのか」元気でいる間に、認知症になって意思表示ができなくなる前に、話し合っておくことが必要である。死について考えるのは忌まわしいこと、避けること、縁起でもないこと、と言われがちだけれど、本当はもっとフランクにできるだけ早い時期に話しておくことが必要だと切に思う。 2020/09/09
抹茶モナカ
6
図書館から借りて読んだ。親の看取り。ちょっとずつ考えなきゃ。2024/02/10
ちゃーぶー
3
親が年を取ると避けられない問題ですが、なかなか難しいですね2015/09/20
ちむ
2
親が大病をしたら、の章がリアルだった。読めば、作者の体験からと。漫画なので読み易いけれど、情報量は少ないかな。2015/08/23
☆ミント☆
1
読了しました。 高齢化社会で、医療が進んでいる今の世の中だからこそ延命について親子で話し合うのは大切なことなのだと改めて思いました。2019/05/06
-
- 和書
- 骨太少年法講義