内容説明
豊かで楽しい江戸の売り口上。聞いて・読んで気持ちも明るくなる!
著者等紹介
玉川太福[タマガワダイフク]
浪曲師。1979年(昭和54年)、新潟県新潟市生まれ。千葉大学卒業後、放送作家事務所「オフィスぼくら」在籍。その後、コントユニットを結成し、作・演出・出演をつとめる。2007年、二代目玉川福太郎に入門。2013年、名披露目。現在、(一社)日本浪曲協会・理事。「天保水滸伝」をはじめとした古典演目と、“ごく日常的な”風景を描いた自作の新作浪曲、その両方に精力的に取り組む。2015年「第一回渋谷らくご創作大賞」受賞。にいがた観光特使
長田衛[オサダマモル]
演芸研究家。1952年(昭和27年)、宮城県塩竃市生まれ。仙台一高、早稲田大学第一文学部卒業、平凡出版株式会社(現・マガジンハウス)入社。雑誌『平凡』『週刊平凡』『平凡パンチ』『クロワッサン』などの編集部を歴任。2013年、定年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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左端の美人
14
本屋さんでめちゃくちゃ気になって買って聴いて読んでみました。現代催眠を勉強して外郎売の台詞を分析してみると、トランスに入るような構成になっているのがすごい!これは引き込まれます。来年のアメリカ留学のプレゼンの掴みに使おうと練習中。2017/08/30
てつろう
8
外郎売りの復習、文字がでかいので読みやすい。歴史の背景も勉強になった。前半は暗記しているが、後半はだめ。すらすらと言えるようになりたい2017/09/21
ポップ430
1
cdだけ聞きました。2017/09/24
香具師山啖呵堂
1
お菓子のういろうを売る時の口上かと思ったら、外郎という薬を売る口上だった。歌舞伎の台詞が出典のようです。 付属のCDは玉川大福師匠の「外郎売」の口演(6分少々)。 CDにはまだ十分余裕があるのだから、他のバージョンの「外郎売」や長田衛先生の解説で触れられている他の話芸で例に挙げられているフレーズも聞きたかった。 或いは、他の啖呵売りの口上なども。 テーマはいいところ突いていると思うので、続編が続々と出てほしい。 http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20170819/p12017/08/21
M
0
活舌のトレーニングにと思ったけれど、一般人にとっては普段使わない言葉よりも、普通の本を音読する方が良さそう。これ自体は文字も大きくて音読しやすい一冊。目的次第かな。2022/05/04