内容説明
地主も借地人も必読!基礎知識からトラブル対処まで、借地借家法など関連法の要点を網羅。知っておきたい法律のポイントをズバリ教えます。
目次
序章 借地の法律の基礎知識(借地とは何か;借地と法律 ほか)
第1章 借地契約と契約書の作り方(建物を建てるために借りる借地契約;借地契約の存続期間 ほか)
第2章 借地期間中のトラブル(借地期間中のトラブル;地代(賃料)の不払い ほか)
第3章 借地契約の更新・終了(借地機関の満了と更新・終了;借地契約の合意更新 ほか)
第4章 借地のトラブルと解決法&書式(借地のトラブル解決の仕方;地代等増減額のトラブルと解決法&書式 ほか)
第5章 借地についての重要判例30(借地借家法の適用をめぐる判例;借地の存続期間についての判例 ほか)
著者等紹介
矢島忠純[ヤジマタダズミ]
昭和2年生まれ。中央大学法学部卒業。昭和24年司法試験合格。第二東京弁護士会所属。非弁護士取締委員会委員、紛議調停委員会委員、法律扶助協会理事、日本分譲住宅協会法律顧問を歴任
豊田啓盟[トヨタヒロアキ]
昭和30年生まれ。早稲田大学卒業。法律ライター。(有)生活と法律研究所研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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nyantamaru
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借地人⇆地主、借地。借りる目的及び有償か無償かによって発生する権利が変わる(借地権、地上権、使用借権、永小作権、地役権)。建物の所有を目的とする地上権および賃借権については特別法である借地借家法が適用(平成4年8月1日以降の契約)。それ以前は旧借地法、旧建物保護法。更新のない借地→定期借地権。借地権は登記しなければ当事者以外の第三者にその変動を主張することができない=地主からその土地を買った者に対しては、借地人は自分の借地権を主張できない。地主は登記の協力を拒否でき、土地賃借権の登記はあまりされない。2024/06/02