出版社内容情報
あとに残す妻1人に全財産を与えたい、事業を継がせたい子に資産をまるごと渡したい、恩を受けた人に遺産で報いたい、自分の死後に愛するペットの世話を託したい……。さまざまな思いをかなえるための上手な遺言のしかた、生前贈与のしかたをまるごと解説。相談者と先生の実例に即した質疑応答で、難しい相続や贈与の話が、誰にもよくわかります。相続法改正に対応!
内容説明
残される妻だけに遺産を渡すにはどうすればいいか。子の1人に事業を継がせるにはどうすればいいか。愛するペットの世話を託せる遺言の書き方は。介護に尽くしてくれた人に多く遺産を渡す遺言の書き方は。遺言を確実に実行させるにはどうすればいいか…相続法改正に対応!ケース別・遺言書の書き方サンプルつき。
目次
第1章 財産を思い通りに渡すにはどういう方法があるのですか―生前贈与、死因贈与、遺贈、遺言による相続、法定相続(財産を譲る準備をしたいのですが、どうすればよいのですか;民法が規定する法定相続とはどういうものですか ほか)
第2章 生前贈与で思い通りに財産を渡すにはどうすればよいのですか―生前贈与についての考え方から、活用したほうがよいケース・手続きまで(生前贈与を活用した方がよいのはどんな場合ですか;生前贈与の具体的な手続きの流れはどうなっていますか ほか)
第3章 遺言で思い通りに財産を渡すにはどうすればいいですか―遺言書の作り方の種類から、上手な書き方・保管のしかた・実行のさせ方まで(遺言がある場合とない場合とでは、相続はどのように違うのですか;どんな場合に遺言書を作成しておいた方がいいのですか? ほか)
第4章 自分の思いどおりに遺産を渡す遺言はどのように書けばいいのですか―心配ごとの解消、世話になった人へのお礼、負担つき遺贈の遺言の書き方(家族が仲良くするようにというメッセージを入れたいのですが;妻のことが心配で全財産を妻に残したいのですが ほか)
著者等紹介
國部徹[クニベトオル]
昭和35年12月9日生。東京大学法学部卒。弁護士(東京弁護士会所属)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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