あなたの知らない日本経済のカラクリ―対談 この人に聞きたい!日本経済の憂鬱と再生への道筋

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784426116637
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0033

出版社内容情報

気鋭の経済評論家岩本沙弓が『戦後史の正体』の孫崎享氏をはじめ本当の専門家と認める4氏を交え、本当の経済再生への核心に迫る!

内容説明

消費税増税は本当に必要だったのか?国民の富を奪い疲弊させるのは誰か?来るべき円安・インフレ・大増税の時代。真の経済再生への核心に迫る!

目次

序章 おかしいけど知らない日本の経済のこと
第1章 公平を謳う消費税の“不公平”な実像―湖東京至×岩本沙弓
第2章 驚くほど低い巨大企業の法人税額―富岡幸雄×岩本沙弓
第3章 今、日本は米国といかに向き合うべきか―孫崎享×岩本沙弓
第4章 経済に翻弄されないために必要な力―堀茂樹×岩本沙弓
終章 日本経済再生への道筋

著者等紹介

岩本沙弓[イワモトサユミ]
金融コンサルタント・経済評論家・大阪経済大学経営学部客員教授。青山学院大学大学院国際政治経済学科修士課程修了。1991年より日・米・加・豪の金融機関にてヴァイス・プレジテントとして外国為替、短期金融市場取引を中心にトレーディング業務に従事。日本経済新聞社発行のニューズレターに7年間、為替見通しを執筆。金融機関専門誌「ユーロマネー」誌のアンケートで、為替予想部門の優秀ディーラーに選出。参議院の特別委員会、政党主催の政策フォーラム、学術講演会、新聞社主催の懇談会等において国際金融市場における日本の立場を解説(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さだはる

32
人が心から感動するのは儲かった時ではなく、人間の根底に触れたとき。そういう可能性を大事にする為にも経済や物質面をしっかりと出来るだけ平等にと。個人はメディアや自称専門家から一人歩きした言語の真贋を見極める目を持ちましょう。日本はこのままだとデフォルトに陥る、そもそも土台が違う家計簿を例えにして国の危機を煽っている。でも日本のB/S見てね。だから政治家は余裕なのよと。消費税を増税する前に大規模輸出企業の税率を上げましょ。女性らしく謙虚にズバズバ言う。特にフランス文学者との対談が哲学的かつ柔軟で面白かった。2019/06/06

ANUNYAPHUM

6
対談本はあまり好きではないが、この本は例外だった。 特に富岡先生との対談部分は租税についてだったが、目から鱗だった。「目的は公正な社会と、世界平和の確立」という崇高な理想をもった富岡先生の一言にアンダーラインでした。 著者はこの本をもって暫く休筆とのこと、残念でならない。 終章にかかれているメッセージを自ら実践をしながら、気長に待つ事にしよう。2014/05/02

Hiroki Nishizumi

4
素晴らしかった。目から鱗だ。関連文献にもあたりたい。・・・ 消費税は輸出企業優位の税制として編み出されたもの、消費税は間接税ではない、消費税は「物価の一部」、不公平税制であることはアメリカでは常識、非自民政権時に消費税が増税される理由、「税制は公平なはず」という安全神話、あまた存在する「避税」のスキーム、「企業長者番付」を復活させよ!、法人税引き下げは経済侵略戦争の武器、大蔵省解体の真相、結果に原因を求めても問題が解決しないのは当たり前、経済を見る際には自分なりの哲学が必要・・・2014/12/20

バーベナ

3
消費税を上げつづけても国の財源にならない理由は、ほんの一部の大企業だけに還付される輸出還付金にある。もっと議論されていいところ。普段、目に触れない『事実』がある。それを明らかにしたうえで、私たち庶民の幸福度を上げるにはどうしたら良いか。それを考えるつづけていこう、という姿勢がはっきりと現れている対談集。サラリとも、深くも読むことができる。 2015/11/04

Mitoshi Ohtsuka

2
山ほど、考える材料を提供してくれる悩ましい本です。2014/04/15

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