内容説明
得意分野、対応エリア、売上が同時に増える「アライアンス戦略」のスタートから運営ノウハウまで。
目次
第1章 士業淘汰の時代は「仲間力」で乗り切れ(この10年で人数は1.5倍、事務所は1割減。今のままでは生き残れない!;生き残りのためには高付加価値サービスが不可欠 ほか)
第2章 士業が陥りがちなアライアンス・ノウハウのワナ(世の中にはいろいろなアライアンスがある;士業の世界で連携が進まない理由 ほか)
第3章 10年共に成長し続ける「仲間」をつくる5ステップ(選定;交渉 ほか)
第4章 落とし穴を避け「仲間力」を維持(小さな虚栄心にこだわるな!;序列意識を乗り越えよう! ほか)
著者等紹介
河合秀俊[カワイヒデトシ]
税理士、行政書士、戦略経営コンサルタント。昭和37年愛知県豊田市に生まれる。平成5年河合銀一公認会計士・税理士事務所入所。平成15年事業承継により河合秀俊税理士事務所所長就任。平成21年MAC税理士法人との合併を前提に河合&MAC税理士法人設立、代表社員就任(結局、合併はしていない)。平成24年ミッドランド税理士法人アライアンス結成を機にミッドランド税理士法人に名称変更。同年(株)ミッドランド経営研究所、(株)ミッドランド人事研究所、(株)ミッドランド財産研究所、設立代表取締役就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あずさ
2
士業のアライアンスの実例。アライアンスを組むなら本書のように『永続的な』アライアンスが組めるならば、良いと思う。もっと知りたい点は、①重要な資産である従業員のスキルはどのように値踏みするのか、②得意分野の拡大を許容するのか、特に税理士業界は法改正や経済環境によって参入すべき得意分野が変わってくるから、アライアンスの上で各会社が独立採算を取る以上、どうしても『うちもそろそろあの分野を自社でやらないと…』という不安が出てきそう。経営のノウハウを財務情報まで公開して共有するのは経営者にとって心強いんだろうなぁ。2015/10/04