内容説明
「前もって知っていれば、こんな目に遭わなかったのに…」なんて、悲しく残念なことにならないように本書で、“逮捕されちゃった後の世界”を疑似体験してみてください。この本を読めば、警察や検察のカモにされない最低限のルールがわかります!
目次
第1章 「逮捕されちゃいました」
第2章 「留置場に入れられちゃいました」
第3章 「取調べ受けちゃいました」
第4章 「勾留されちゃいました」
第5章 「弁護士呼んじゃいました」
第6章 「留置場生活で健康になりました」
第7章 「しつこく取調べ受けちゃいました」
第8章 「やっと釈放されました」
著者等紹介
Satoki[SATOKI]
Webライター
國部徹[クニベトオル]
弁護士。東京大学卒。平成4年弁護士登録。平成10年國部法律事務所開設。東京弁護士会所属。一般民事・家事事件をはじめ、労働事件や倒産事件、刑事事件など日常の事件全般を取り扱う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
黒瀬
129
逮捕にまつわる基本的な法知識がまとめられているのでニュースになるような刑事事件の流れが分かりやすくなるかも。被疑者と被告人、留置所と拘置所、国選弁護人と私選弁護人及び当番弁護士の仔細な違い。保釈金は厳密には保釈保証金なので返還される。警察もお役所仕事なので杜撰な管理があるのは致し方ないが、間違っても常に味方だとは思わないほうが良い。今は取り調べの可視化が義務化されたが、それまでは合法スレスレどころか間違いなく違法な脅迫まがいの取調べが普通に行われ、冤罪が大量生産されていた→2020/12/23
mazda
35
最近の報道で、警察も検察も信用できない、ということが多いと思うのは僕だけだろうか?。厚生労働省事件のときなど、検察が起訴事実そのものを捏造するという、民主国家であってはならない暴挙があったが、検察に限らず警察も誤認逮捕したりするので、その時の心構えを普段からもっておくことは重要だと思う。TVで痴漢冤罪で収監された人が話していたが、どれだけ客観的な証拠があっても、電車に乗っていて痴漢と騒がれ駅員室に行った人は、100%身柄拘束され、ほぼ送検→実刑となるという、恐ろしい事実。法の世界もお役所なのね…。2013/10/12
3939タスタク
22
本来なら知らなくても良い事なのだが、もしもの備えの様な気持ちと、タイトルに魅かれ読んでみた。とにかく、嘘や誤魔化しが一番やってはいけない事だと云う事。知って損はない知識ではあるが、出来ればこの知識使う事が無い事を祈るばかりだ。そして、もしもの備えの為に、弁護士の知り合いを見つけるのも一つの手段か。2013/09/30
えがお
11
突然自宅にS川急便お兄さん風恰好でY運輸ダンボール抱えた人が「宅急便です♪」と尋ねてきたのでドア開けたら、逮捕されちゃったという著者!チカン冤罪社会問題化しているが、自称「善良な市民」であるはずの私たちも、ある日突然身に覚えのない事件で逮捕されちゃう事が絶対ないとは言い切れない世の中。一度釈放されると思っても帰宅エレベーター前で再逮捕に心折れるな、納得いかない供述調書にはサイン禁忌、国選弁護士以外に一回無料で当番弁護士っていうのが頼める、その接見前は黙秘…この知識、役に立たない事祈るッ!2013/08/08
shinjitaka
7
自分の身は自分で守るための、最小限の憶えておくべき知識だと思う。でも、やっぱり一生、使う出番のない知識であってほしい。2013/10/25




