内容説明
首都直下地震、迫り来る西日本大震災。災害に立ち向かうために何をしておくべきか。21名の防災専門家による「防災」「減災」提言集。
目次
第1章 災害に強い社会をつくる
第2章 まちづくりと建築土木
第3章 防災教育
第4章 災害情報とボランティア
第5章 行政の危機管理
第6章 企業の事業継続計画
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁
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目黒公郎教授の災害イマジネーション(28ページ)。これは想定できるか否かで生死を分けることにもつながる、重要なこと。高校生が小学生に防災活動を教えるという防災学習をしている(116ページ諏訪清二教諭)。いざというときに、同級生だけでなく、タテ社会やナナメ社会が重要となる。世代間の避難協力の価値を理解できる。これからの懸念は、評者は直下型地震や富士山噴火での生き残り策。「一日前プロジェクト」(西川智氏)は後悔しないためにも、被災前日に何ができていればよかったのか、自省しつつの対策として、有効な防災活動。2012/12/21
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