内容説明
かつてない大災害にどう対処するか?正しい正法律知識で想定外の危機を冷静に乗り切る!77のQ&Aで解説。
目次
1章 土地と建物
2章 借地と借家
3章 お金やローン、保険
4章 家族の行方不明や相続
5章 仕事と雇用
6章 原発事故と損害賠償
7章 被災企業の支援と再建
8章 被災地の復興、その他
著者等紹介
清原博[キヨハラヒロシ]
弁護士・米国弁護士・大学講師・元裁判官。1994(平成6)年、東京外国語大学外国語学部英米語学科卒業。司法試験に合格し、東京地方裁判所裁判官や法務省民事局付検察官に着任。その後、米国ロースクールに留学し、法学修士号(LL.M.)取得及び法学博士号(S.J.D.)前期課程修了。ニューヨーク州およびカリフォルニア州司法試験に合格し、弁護士登録。米国の法律事務所で勤務した後、日本に帰国。むさし国際法律事務所を開業。その後、独立行政法人国際協力機構の要請でカンボジアに派遣され同国の法整備を支援。現在、日本、米国、カンボジアの3カ国にまたがってリーガルサービスを提供している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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G-dark
6
どんなに辛くても、現実には向き合わないといけません。この本に載っているように、例えば「家族が行方不明のまま遺体も見つらない」といった時。どうやったら失踪宣告の手続きが出来るのか、などをあらかじめ知っていたら、いざという時に「そういえば本にああ書いてあったな…」と思い出せるのではないかと思います。2011年初刷の本なので、この本に載っている法律は現在の法律と比べて多少変わっているかもしれませんが、土地・お金・相続・雇用など災害に関連して発生する問題についての解説がQ&A方式で書かれていて読みやすかったです。2016/05/16